こんばんは。
本日も自転車のお話にお付き合いください。

本日のフルメンテ、まぁほぼ身内みたいなもんなんですけどwCAKE専属カメラマンのヨシオのOCR。
本人が僕に触発されて久しぶりに磨いて乗ってみたとSNSで投稿があったのでドレドレ〜ってな感じで持ち込まれたOCR。

砂、砂、砂、錆、錆、のオンパレードw
やり甲斐あるなぁw
日頃からメンテナンスしていればあまりこうはなりません。
しかし、本来の価格設定もあるのでしょう、そこらに鉄、鉄、鉄が使用されておりこのような状態です。
錆もケミカルや人力を使い落とせるとこまではやります。
摺動部は当然全撤去ですが！
さて、タイトルなんですがもうお判りですかね？
自転車のメンテ、クリーニングひとつ取っても余り手間の割には儲からんのですわww
だから資本主義的支配はありません。
ていうか誰もやりたがらないでしょ普通w
だから安くて部品交換すればいいじゃない？すぐ捨てればいいじゃない？なんです…

まぁ、僕は結構好きなんでヘッチャラなんですけど、資本主義的考えとは違い、大儲けしようなんてサラサラ思えないw無理だしw
じゃあなんで？とお思いですよね。
それは僕がこの仕事が好きだから、あとはお客様の笑顔が見たいからなんです。
飲食が好きなのも同じように笑顔が見たくて、ビックリして欲しくてですね。
自転車、どんなのでも良いですがあんまり安い自転車買ってきちゃうと大事にしなくなると思います、部品交換でなくて修理をする。
メンテナンスをする。
砂取り…
錆とり…
取れなかった錆は歴史として…とはオーナーの言葉。
そうなんです、このOCRはオーナーがヨシオの手元に来るまででに2名の方が乗り継ぎヨシオの手に渡ってきました。

思い出、歴史も大事だけど、常に今が一番楽しくてこのOCRもちょっと疲れてきたけど今が一番ベストコンディションであって欲しかった。

歴史があるから今の僕らが居る…
悲しい事、楽しい事、雨の日も、熱い日もあって、全部があったから今の僕らが居る、そして自転車もそんな今までの歴史がある。

傷ひとつにも歴史あり。

そんな話がオーナー様から聞ける事が嬉しい。

1人に1つずつ大切な素敵な思い出にそっと自転車を添えて。

CONCEPT BICYCLE SHOPってそんな意味もあります。