こんばんは
最近は風、風、風、風邪といた具合で皆様お体調を崩したり、ヘルニアが爆発しそうになったり膝が踝が、ありとあらゆる関節が悲鳴を上げる朝を迎えておりますことでしょうwww
前回から始まりましたこのシリーズ、実はかなり好評をいただいております。
嬉しい限りです。
自転車をキャンバスに見立てオーナーの色に描き上げていくこと、自分の未だ数少ない人生経験からセットアップやデザインの提案をさせていただける事に勤しんでおりますが、カスタムって節度とでもいいましょうか、自身にルールを決めて実現させる事が楽しみの秘訣だと思います。
まぁ制限とでも言ったら解りやすいでしょうか?
例えば「予算」「全体のバランス」「コンセプト」「使用用途」「オーナー自身を良く知る」等々を必ず自分に課せます。
そこで出来上がるモノ、オーナーが思い描いているモノは実はとっくに僕の頭の中では組み上がっています。
あまりにもトータルで全部をプロデュースさせていただく時はイラストまで用いるようにしております。
便利な世の中になり製作途中を待ち焦がれているオーナーへ画像の送信もできる時代です。
その時のオーナーのセリフが「想像以上で良いです!」なんて言わせたら僕の勝ちですw
そんな時が一番幸せを感じる時ですね。
「想像以上、お値段以上ケイク♪」ですね。
さて前回の続きです。
東京を出ないとダメかな?って思った理由があります。
東京って作られてきてしまっていて全てが狂っているのでは?と感じてきました。
なんで東京に本社がないとダメなの?なんで東京の地価が高騰するの?なんで一極集中型政治になってしまうの?東京ってそんなに何でもあるの?
実は何でもあるように見せてるだけじゃないでしょうか?
広告、TV、ネットとあらゆる媒体から流される作られた情報、作られた流行、作られた人間と・・
ありとあらゆるものを知らないうちにコントロールされて東京=偉い、東京=人が多いから商売になる、東京=日本みたいな感じにできあがっていると思わざるえを得ない状況になっていると感じました。
東京が流行を作るのなら、それを腐らせるのもまた東京、カスタムって別に流行じゃないと思うしいつでも自分の側にあって手放せない愛するモノや事に行う行為だと思います。
自転車が流行ってるから欲しい!それでも良いです自転車大いに万歳です、しかしそこから先は皆さんが本当に愛する事のできるものなのかを良く吟味する事です。
次から次へと発表される新製品を身にまとい、気づけばそんなの10年も前に流行ったものだったりするものです。
自転車なんて流行では無く、確実に自分のおじいちゃんやおばあちゃんよりも前から存在するものなのです、街にオートバイ屋さんがあってそれぞれがそれぞれの個性を持ったオートバイを自身で作り上げていたように未だにきちんと手作りで自転車を作っているお店もあります。
いつのまにやら財閥関係に全て吸収され気づけば商社などと言われる大きな会社に利権はすべて乗っ取られ「情緒」も「風情」もへったくれもなく資本力の無い店はバシバシと潰される国、それが日本なんですかね・・・
モノが溢れてしまってどうしようも無くなってしまった象徴だと思います。
純粋に一つのことにゆっくりと楽しみ、取り組む姿勢が無くなってしまっています。
ただひたすらに1つの事をやり遂げている個人商店の魅力ってそこにあります。
とてもじゃないけどコストパフォーマンスだけでは語れない何かがあると感じます、だから乗っ取られないんですけどねw
そんな東京にいたら嫌になってしまうのです、移住したいなって思ったのも子供達の為が半分、自分自身の為が半分。
きっと子供達が大きくなっても東京なんかに魅力なんか感じないようにここで楽しい事がモノができるように毎日を「楽しんで」いくんです「楽」「ラク」するんじゃないんです。
人生もカスタムしていないような人間が人にカスタムなんて提案できる訳が無いじゃないですか。
こんな高松市の片隅の一軒家の中からカスタム自転車が出てくるなんて誰が想像しましょうか。
人を楽しませる、良い意味で裏切る、当たり前を当たり前だと思わない、毎日ギラギラしながら生きていくんだ。
そんな思いでカスタムできたら良いなって思ってます。
画像は先日の決起集会の一コマです、K2Oなんか生ジョッキ持ってますよねwこれ外ですが後でキチンとお店に返却していますw
ちなみに隣の画像は知らない女性ですが、かなりカスタム度高いです普通のOLさんの格好して弾き語りしてました、因みに背中にはスーパーの買い物袋から長ネギが顔を出してました。
想像するととてもクールです、会社の帰りにスーパー寄って長ネギ買ってここで弾き語りですよw
ギター持ったまま買い物とかw
僕なりのカスタムを語っていいでしょうか?・・Vol3へ続くかもしれん・・・・