鋭くも切ないタイトル…
そう、馬鹿な親を持つと…

子供は大変です。
かく言う僕もそうでした…
二番目の親父からの虐待、本当の父親を知らない…
マミーが男の所へ1週間遊びに行ってしまい小学3年生ですでに自炊…
でも、そんなマミーでも箸の持ち方、勉強はした方が良いと言われ、理不尽ではありますが今ではとても感謝してます。
馬鹿な親を持つと子供は死にます。
先日の大阪の事件然り、生きていながらにして死んでるように生きてる、子供も居ます。

馬鹿な親を持つ子供に出会うと昔の僕のようで少し感情移入してしまいます。

さて、それでは何が馬鹿なのか…
それは自分の事しか考えていない親です。
平気で子供が嫌いだとか言う親。
殴る親、放ったらかしの親、虐待する親…
殴らなかったら虐待じゃない？
そんな事はありません、言葉の暴力もあります。
子供を見れば親が解るとは良く言ったものです…
僕も気をつけていきたいです。

そんな馬鹿な親の代表みたいな作品。
ロミオアンドジュリエット。
今観てもカッコ良くて切ない…


他人だから解り合えなくても、子供とは血が繋がっているのだからこそ、理解し何かを教えてあげれたら良いなって思います。

子供の未来に何かを残してあげるとすればそれは金や土地や物ではなく、思い出や楽しかった記憶のプレゼントがいつまでも大切にされるものとして残っていくでしょう。

どんなに酷く自分勝手なで勝手にさっさと亡くなっていった僕のマミーからだって良い思い出しか覚えてません。

僕が22歳の時にマミーは42歳で亡くなりました…
それから30歳くらいになって親になって初めて思いました。
捨てられなかったからまだマシか…
そんな考え方に変わりました。

虐待された子供は虐待をする傾向にあるとか、グレてどうしようもない大人になる、そんな環境の中でも信じるべき仲間や先輩に助けられ、そんなクソみたいな運命をひっくり返したかったし、そんなグレたり人を殴ったり恐喝したり、徒党を組んでみたり、そんな暇は無かったんだす、単車の支払い、ガソリン代稼ぐのに必死だったんですw

せっかく生きているのだから…
全力で笑って、泣いて、時にケンカしても仲直りして、言いたい事言ってぶつかって、それでも話をたくさんする。

金より大切な価値あるものを残せてあげれたら良いな。

何を作ったって僕の最高傑作はいつも娘と息子だと思ってます。


なんで、そんな事を思ったかというと、先日お子様の自転車のメンテナンスをお願いされ、お届けした後にお母様からメールが来ました。

「ずいぶん調子が良くなり、初めて自転車に乗れた子供のように走り回ってました、ありがとうございました。」

こんなメールいただいたからかな…
とにかく子供を見守る姿勢に心打たれ、想像するに容易い。

自転車、所詮物かもしれませんが物がもたらす楽しみや感動は計り知れません。

今日もまた自分が自転車屋、そしてカスタム屋としあり続けたいなぁ、もっともっと皆んなの笑顔が見たいなぁって思いったら自分の幼い頃の事が思い出されました。

親になったらなったで日々これ勉強ですね！