初めましてCAKEと申します。
この度、生まれ故郷の東京を離れここ香川県高松市へ移住してまいりました。
３９年間という長い？間をビッグシティの中で子供の頃から、汚染にまみれて生きてきたシティーボーイです。
そもそも、なぜ高松市への移住かと申しますと・・
そもそも僕、一度も東京郊外へ引越しした事がないのです・・・・
そもそも母子家庭なので転勤もないのです・・・

そもそも生まれ育った場所は「古着」と「バンド」の街で有名？な高円寺という街です。
遊び場所といえば自然は皆無、唯一の自然といえば何故か・・新宿中央公園。
買ってもらったばかりの（普通の）自転車で片道２０分ほどの道のりをかっ飛ばし目指すは『じゃぶじゃぶ池』当時流行の最先端は何と言ってもスケートボード！キャバレロのロケット型等が主流w後にムラサキスポーツのバナナが最高潮に流行していました（大体の年齢がバレますね・・）
当然、母子家庭育ちの我が家ではスケートボードなど買ってもらえず・・

何かの映画で観たように（BMX）自転車でジャンプしてみたかった・・ただその想いだけで緩いボールのような『じゃぶじゃぶ池』で一発メイク！！！と思いきや・・前輪クラッシュ。。。
当然といえば当然の出来事で・・
前輪の曲がった（普通の）自転車を片道４５分押して帰宅・・心は重い。。

当然の如く僕のマミー（母）はちょっと前で言うところの『ヤンママ』の走りで小学校高学年の僕に対して当時まだ２６歳・・
そうです血気盛んなのです・・色々と。。
小学生の僕にとって帰り道はとてもとても長く重い道のりでした・・・
その後のマミーからのありがたい愛のムチはご説明いたしません・・・想像してください・・

壊れた（普通の）自転車の前輪と何ヶ月分かのお小遣いを引き換えに戻ってきた（普通の）自転車への愛情はとてもとても・・それはまるで聖母が産まれたばかりの赤ちゃんを見つめ微笑むようなほどでした。

そんなアホな小学生の僕に衝撃的な出会いが訪れました。

それは・・・・ブリヂストンの『RADAC』の存在です。

隣の１こ上のお兄さんが購入して自慢してくれました、それまではウインカーやヘッドライトが開閉式でトップチューブにギアが装着され折りたたみのカゴが両サイドに装備された所謂デコチャリでした。

デコチャリの時も相当に自慢され羨望の眼差しで見ていましたが・・・
今回のRADACには心底衝撃を受けました。

先に断っておきますが、子供の頃の自慢てハンパないじゃないですか・・
相当悔しかったと思いますよ少年時代の僕はw

絶対に僕の方が自転車に対する愛情は上だ！僕なら毎日カバーして保管するのに！可能であれば一緒に寝たい！くらいの強い想いも届かず・・・

３０年経った今でもRADACに出会うとこの頃の事を想いだします。

あ〜大事に乗ってるな、大切に整備されているな、まだまだ乗れるな、などと思わず込み上げてきてしまい、そんな気分の良い日は酒が進みます。
きっと毎日飲んでいるので気分が良いと思って放っておいてください。

高松市移住計画へのプロローグNo2へ続きます。